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新開発のエイジング対策、スキンケアの新商品が凄いらしい

◆◆ブレイクタイム◆◆

=新開発のエイジング対策、スキンケアの新商品が凄いらしい=

このところ、最新技術により開発されたエイジング対策、スキンケアの新商品で、メディアで話題、ネットの口コミで注目度急上昇のものを調べてみました。

 「肌を熟考するスキンケア」って? 不思議なキャッチコピー。世界で話題の技術「ラメラテクノロジー」から誕生した商品で、注目のエイジングケア成分、マリンプラセンタ、発酵プラセンタを新配合し、完全国内製造での提供製品肌を熟考するスキンケア【コンシダーマル】効果は、肌成分と肌構造に着目した今までにない新発想のスキンケア。・・・とのこと。
これまで、スキンケア、エイジングケアでお悩みのあなたに、お勧めです。
 詳しくは紹介ページ~公式ページで。

クレンジングと言えば、必要な潤いまで落として、肌トラブルを起こしがち。。。
スキンケアは与えるよりもまずは次に使うスキンケアがしっかり浸透する肌作り=「落とすケア」が一番大切。
とのことで、「落とすケア」に着目し、透明感あふれる肌づくりをする1本で6役の美容液ホットスクラブクレンジングジェルが、スキンケア【yuiki】(ユイキ)で、「・保湿ケア・毛穴ケア・エイジングケア・マッサージケア・角質ケア・メイク落とし」が、コレ一つで完結。

いずれの商品も、導入しやすい初回特典やサービスなどが、用意されているようです。
 比較検討し、その効果をお試ししてみては、いかがでしょうか。

 

銀河鉄道の夜~「八、鳥を捕る人」-1 お気に入りの作品とともに(著作権切れ)

「八、鳥を捕る人」

「ここへかけてもようございますか。」
 がさがさした、けれども親切そうな、大人の声が、二人のうしろで聞えました。
 それは、茶いろの少しぼろぼろの外套《がいとう》を着て、白い巾《きれ》でつつんだ荷物を、二つに分けて肩に掛《か》けた、赤髯《あかひげ》のせなかのかがんだ人でした。
「ええ、いいんです。」ジョバンニは、少し肩をすぼめて挨拶《あいさつ》しました。その人は、ひげの中でかすかに微笑《わら》いながら荷物をゆっくり網棚《あみだな》にのせました。ジョバンニは、なにか大へんさびしいようなかなしいような気がして、だまって正面の時計を見ていましたら、ずうっと前の方で、硝子《ガラス》の笛《ふえ》のようなものが鳴りました。汽車はもう、しずかにうごいていたのです。カムパネルラは、車室の天井《てんじょう》を、あちこち見ていました。その一つのあかりに黒い甲虫《かぶとむし》がとまってその影が大きく天井にうつっていたのです。赤ひげの人は、なにかなつかしそうにわらいながら、ジョバンニやカムパネルラのようすを見ていました。汽車はもうだんだん早くなって、すすきと川と、かわるがわる窓の外から光りました。
 赤ひげの人が、少しおずおずしながら、二人に訊《き》きました。
「あなた方は、どちらへいらっしゃるんですか。」
「どこまでも行くんです。」ジョバンニは、少しきまり悪そうに答えました。
「それはいいね。この汽車は、じっさい、どこまででも行きますぜ。」
「あなたはどこへ行くんです。」カムパネルラが、いきなり、喧嘩《けんか》のようにたずねましたので、ジョバンニは、思わずわらいました。すると、向うの席に居た、尖った帽子をかぶり、大きな鍵《かぎ》を腰《こし》に下げた人も、ちらっとこっちを見てわらいましたので、カムパネルラも、つい顔を赤くして笑いだしてしまいました。ところがその人は別に怒《おこ》ったでもなく、頬《ほほ》をぴくぴくしながら返事しました。
「わっしはすぐそこで降ります。わっしは、鳥をつかまえる商売でね。」
「何鳥ですか。」
「鶴や雁《がん》です。さぎも白鳥もです。」
「鶴はたくさんいますか。」
「居ますとも、さっきから鳴いてまさあ。聞かなかったのですか。」
「いいえ。」
「いまでも聞えるじゃありませんか。そら、耳をすまして聴《き》いてごらんなさい。」
 二人は眼《め》を挙げ、耳をすましました。ごとごと鳴る汽車のひびきと、すすきの風との間から、ころんころんと水の湧《わ》くような音が聞えて来るのでした。
「鶴、どうしてとるんですか。」
「鶴ですか、それとも鷺《さぎ》ですか。」
「鷺です。」ジョバンニは、どっちでもいいと思いながら答えました。
「そいつはな、雑作《ぞうさ》ない。さぎというものは、みんな天の川の砂が凝《こご》って、ぼおっとできるもんですからね、そして始終川へ帰りますからね、川原で待っていて、鷺がみんな、脚《あし》をこういう風にして下りてくるとこを、そいつが地べたへつくかつかないうちに、ぴたっと押《おさ》えちまうんです。するともう鷺は、かたまって安心して死んじまいます。あとはもう、わかり切ってまさあ。押し葉にするだけです。」